1.自己理解とは…全体の説明

この記事自体の概要

おつかれさまです!メルモール中の人「ツシマ レン」です。 この記事は、タイトルの通り

 

メルモールハックの中の基礎的要素でもある、自己理解について全体のざっくりとした説明

 

を行っていく感じです。自己理解についてのメリット・デメリットについてもさらっとお伝えする予定です。

 

 

1.自己理解とは

メルモールハックでいうところの自己理解とは、

 

自分自身に関わること…(性質や属性・能力・環境など)を、現時点で分かっている限り明らかにする

 

です。 よく、「本当の自分」という言い方を目にすることがあります。「本当の自分」という言い方は「現在見えている・見せている自分は本来の姿ではない」と感じていることの裏返しでもあるのではないでしょうか。

 

ですが、そもそも論で「本当の自分」というものはありません。

 

メルモールでは、「自分というものは、多面体である」と考えています。

 

ゴツゴツした大きな岩のようなもので、たくさんの面があります。そして、大抵のひとはイラストの赤~黄色あたり…自分から見える範囲・見たい自分だけを見たいように見ています。

 

自分からは見えづらいイラストの青色あたりのことを「本当の自分」ではないか?と言っているだけです。自分からはよく見えないのに、他人からはよく見えることもありますし、なんらかのテストや経験を通じてやっと見える面もあるでしょう。

 

メルモールで言うところの自己理解とは、この「自分から見える範囲・見たい自分だけを見たいように見る」ことから降り、もう少しいろんな方面から自分を見てみましょう。というものです。

 

自己理解で陥りがちな発想が「誰にでも、突出した才能が何かある」というものです。期待し過ぎないようにしてください。突出した才能が与えられる人のほうが極端にレアです。だいたいが総合力です。

 

例えば、オリンピックで短距離走の代表になるような選手を外側から見たら「突出した才能がある」と簡単に結論付けてしまいがちですが、実際は才能×本人に合った正しい努力×体力×精神力×教育×訓練の数×環境×運(タイミング含む)…のように、栄養の五角形バランスのように総合力で、それぞれの掛け算になります。

 

才能が偏差値60(普通の走りの人と比べて)だと世界に行けないですが、60だと地域ではかなり足が速いと自覚・他覚ともに感じられ、陸上の世界に進む確率が高くなります。そこで本人に合った努力を偏差値90、他が偏差値70に持って行ければ世界に出られるかも…といった具合です。

 

偏差値70~90まで持って行くこと自体が非常に困難で、仮にそれを達成して総合力が自分史上最高になっても、その総合力を超えてくるライバルが多数出現する…つまり運が味方するかしないかも関係してきて、世界に出る人はごく少数…となります。

 

例えがオリンピックだと困難感がすごいですが笑、才能がない・努力も出来ない…と自分の一面だけを見て卑下するのではなく、あくまで総合力であると考え、いろんな方面から自分自身を捉えてみましょう。

 

2.自己理解することのメリット

この例え話は、ツシマ自身が外で働いた経験での肌感で

 

・ファーストフード店でのアルバイト…接客は好きだが、それ以外がてんでダメ。覚えも悪いし、動きも悪い。
・メルモールの仕事、フルリモートでのデザインなど…自身で調べ考え創作する余地があり、集中出来る。

 

向いていない仕事をすると、本当ポンコツでした。レジ打ちも向いてないです。就労中は、最初から諦めていた訳ではなく改善の努力もしました。しかし、見込めないとなり申し訳ないですが辞めました。努力の成果も得られづらかったのです。ついでに言うなら、事務仕事もニガテです。PCが扱えるので出来そうに思われるのですが、とにかくミスが多く、自分自身のやりがいも感じにくいのです。

 

一対一の営業は得意でした。売上を上げることが出来、お客様との会話も楽しかったです。自分たちで企画~実施まで行う子ども向け料理教室やメルモールの仕事はさらに充実した時間でした。努力の成果を得られる実感がありました。

 

自分の得意不得意、向いている向いていないが分かると自分自身が楽になるだけでなく、なにより周囲が助かります。ツシマがファーストフード店に居続けたら…PCが扱えるからと事務仕事ばかり選んでいたら…ツシマ自身が辛くなるばかりでなく、同僚や上司、お客様にさらに迷惑をかけてしまっていたでしょう。

 

得意な、向いている仕事を・向いているスタイルで行うことで、自分もラクで安心感が増しますし、少しでも周囲に役に立つことが出来ます。「はたらく」というのは「傍(はた。側的な)」を「楽にする」で「はたらく」です。他者の役に立つ…「はたらく」。他者の役に立つボリュームが大きいほど収入アップのチャンスも上がりますし、他者の役に立っているんだという感覚は、あなたの自信を深めてくれます。この感覚を持つ人が少しでも増えることで、社会も少しずつ良くなっていく気がします。

 

自分が20代の頃はフルリモートの仕事、個人が自宅から配信で喋って収入を得るという仕事などほぼありませんでしたから、「向いているものがまだ世の中に出現していない」状態の人もたくさんいると思います。落ち込むことはありません。技術がどんどん進歩しているので、ご自身で新しい仕事を生む人もかなり増えてきました。

 

自己を理解することは、自分のためにも・周囲のためにもなります。(ツシマのように年月や複数回の挑戦によって判明することもあるので、短期間で明かそうと焦る必要はありません。常に自己理解モードでいると発見しやすいです)

 

↓この投稿の下に続くスレッドも良ければご覧ください。

 

 

3.自己理解することのデメリット

デメリットは、レッテル貼りによる呪いです。

 

レッテル貼りは楽です。ひとことで済ませられる答えは、例え悪い答えであっても、答えがよく分からない状態よりも安心感をもたらします。

 

特に、自分自身より遠い存在・よく分からない存在・理解に苦しむ存在に対して深く考えることは労力がかかるので、簡単に答えが出せるレッテル貼りがよく行われます。

 

SNSでも見かけませんか?女性だから、左側だから、田舎だから、これだから老害は…

 

「あいつは〇〇だ」
「いっつも〇〇なんだから」
「またやってしまった」

 

具体的な複数のエピソードから、共通点を見つけて抽象化出来るのは人間だけだと言われています。でも、その抽象化・言語化…ラベル貼り・ラベリング、レッテル貼りが望ましくない方向に行われ、それをいつも心の中で復唱し続け、自分自身以外にも伝え続けてしまうと

 

いつしか事実であるかのように捉えるようになってしまい(抽象化・言語化されたレッテルは常に物事を正しく捉えているとは限らないため)そしてそれに沿うようなエピソードを探し、そうなるように行動してしまい、望ましくないレッテルを強化していってしまいます。

 

それは呪いになります。

 

レッテル貼りが極端に強化されると、改善する気が起きない・挑戦出来ない・社会生活が行えない・対象が何をやっても認める気になれない…自分自身にデメリットが向く内ならともかく、依存的に誹謗中傷をやめられないまでいってしまう・潔癖が過ぎ、強迫神経症にまで行く…そうなってしまうと修正にとても労力が必要になってしまいます。

 

自己理解において、自分自身に対する望ましくない特徴が言語化出来たら、自身の性格を踏まえながら改善or軟化or忌避or別の手段…など、なんらかの対策をすることを必ずセットで考えましょう。

 

ツシマだったら…

 

望ましくない特徴:ファーストフード店でのアルバイトでは、大変にポンコツであること
対策:別の手段。その仕事は選択しない。似た仕事(飲食店)も避ける。

 

とかでしょうか。例えば店長がつきっきりでツシマの改革をやってくれて、ファーストフード店でもなんとかモノになる人材になる道もあったかもしれませんね(その場合の対策は改善)。

 

参考記事)レッテル貼りの原因やデメリット、対処法を徹底解説【認知のゆがみ】 by コグラボ

 

4.まとめ

今回のまとめは

 

メルモールハックでいうところの自己理解とは、自分自身に関わること…(性質や属性・能力・環境など)を、現時点で分かっている限り明らかにすること。
自分というものは、多面体である。総合力である。
自己理解のメリット…自分のためにも・周囲のためにもなる
自己理解のデメリット…望ましくないレッテル貼りの強化をしてしまうと、呪いになる

です。

 

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