
どうもどうもー。
ツシマです。
メルモールのブラッシュアップ手帳術のステップ3、「計画する」についての記事シリーズです。「計画する」は、「自分のやりたいことや目標までの道順を確認する」がゴールです。
前回の「計画を立てる前に」で大枠を語っていますので、中身の理解にはそれだけでも大丈夫。今回の記事は、その内容の補足になります。
今回の記事の目次
1.計画を立てるときに忘れないようにしたいこと
計画を立てるときに念頭に置いておきたいこと、それは
・目標そのものを再確認する
でした。今回は
・その目標をなぜ目指すのか、理由を再確認する
も、忘れずに。というお話です。
2.目標の理由を再確認する目的
目標への理由「なぜ目指すのか」を忘れずにしておくのには二つの理由があります。
A.防止したいことがある
・目標の形骸化を防ぎたい
・目標からの脱線を防ぎたい
B.明確にしておきたいことがある
・注力ポイントを明らかにしたい
・高いモチベーションと、それに伴う高い行動力を生み出すため
・進捗/達成確認時の視点を分かっておく
それぞれ、見ていきましょう。
A.防止したいことがある
・目標の形骸化を防ぎたい
目標達成のために計画を立てる…というのが今のステップですが、計画を立てるには
なぜ目指すのかを納得しているか
が重要になります。腹落ちしているか、心の底から「やりたい」「この目標を達成したい」と思っているか…のようなことです。
その目標はどういう理由で立てましたか?
「家族がうるさいから」「大きい会社のほうが、知名度があるところに就職したほうが良いっしょ」
など、例を挙げればキリがないですが、他人の評価を気にした前提の目標や、他人が決めた目標(会社が決める売上目標とその実行計画とかかかな)ですと、目標や計画立案は形骸化しやすくなります。
形骸化してしまうと、計画立案・実行・進捗/達成チェック・改善点・モチベーション…全てがなあなあになってしまい、頓挫しやすくなります。
自分が納得いく理由が、その目標にあるか。あなた自身がどういう理由で、目標達成した状態を求めているのか。これはしっかり再確認しておきたいところです。
「努力を続けられるのも才能」とよく言われますが、努力を続けられる人はこれらの「目標を達成する理由」というのを明文化・言語化し、自分自身に腹落ちさせるプロセスが必ずあります(強制的な雰囲気でやらされる場合はまた違う論点になりますが)。
参考)目標を意識できない理由とは?
by banto
・目標からの脱線を防ぎたい
計画を立てるときにありがちなのが、脱線です。そして誘惑も多いです。前回の「目標を再確認する&誘惑」でも脱線についてお話していて同じ理由なので、詳しくはお時間ある方は読んでみてください。
・時間は有限である
・計画を立てる時に調べもの・スマホ通知・広告・集中散漫からの早期復活
・目標に加えて「あれもこれも」と枝葉をつけて結局目標到達のための行動以外をがんばるのは避けたい
などです。脱線はやりがち。
参考)計画から、脱線しそうで脱線しない。脱線しても、すぐに復活できるような軌道修正をするためにしていること
by かずスタ – kazstyle.jp
B.明確にしておきたいことがある
防ぎたい…に対して、逆の欲しいメリットについて3点ほど。
・注力ポイントを明らかにしたい
「注力」も「ポイント」も、何かに集中してる感じですね。なぜその目標を達成したいのか理由が分かっていると「どこに力を入れて取り組めば良いか」が分かってきます。
例えば、とある女性に「モテたい」という目標があったとします。雑な例ですね笑
理由を掘り下げていくと「高収入の会社社長/役員・芸能人・医師・資産家。30代までにモテたい」だったらどうでしょう。やりがちなのは、美容に注力し過ぎること。
美容も大切かもしれませんが、その人たちが好みそうな人とは?出会いがありそうな場所はどこ?いざその人たちと会えなかったら。話が合わなかったら。周囲の人と上手くやれない性格だったら。モテないです。
・高いモチベーションと、それに伴う高い行動力を生み出すため
「目標を達成した状態」は未来です。まだ来ていない、先のこと。すぐ手に入らないから、目標だと言って設定するわけです。
すぐ手に入らない、よく分からない未来のことについて現在の労力と時間を投資することが出来る。自分自身の課題として取り組むことが出来る。
それらは「なぜその目標を目指すのか」と、理由が明確だと可能です。
「背水の陣」ともよく言われますが、あれは「絶対に目標を達成しなければならない明確な理由を自覚した」状態とも言えるのではないでしょうか。だから頑張ってる的な。
・進捗/達成確認時の視点を分かっておく
「なぜその目標を目指すのか」という理由が分かっていれば、チェック時の視点が変わってきます。
ちゃんと目標に即した
進み具合になっているか。
達成出来ているか。
…と、確認が的確に行えるのはもちろんのこと、軌道修正・補足の行動が適切に行いやすいです。
いわゆる「正しい努力」…目標に対して的確な努力・行動が行えているか、も確認しやすくなります。
また、実行していく中で現実が見えてきて目標自体を軌道修正することもあります。当初の目標には届かなかったけれど、この理由で目標を設定した。この理由であれば、むしろ別の路線で行ったほうが向いていそうだ…と分かるなどですね。そうなると、目標自体と同じくらい理由を分かっておくことは大事なのかもしれません。
例えば、メル会長は毎日ご飯とジャーキーが食べられ、お店で寝ながら仕事をして好きな人達と触れ合い、たくさんお散歩して、ぐっすり安心して眠り、家族が共に過ごし、でも一人の時間も欲しいと思っています。


3.まとめ
1.計画を立てるときに忘れないようにしたいこと
・その目標をなぜ目指すのか、理由を再確認する
2.目標の理由を再確認する目的
A.防止したいことがある
・目標の形骸化を防ぎたい
・目標からの脱線を防ぎたい
B.明確にしておきたいことがある
・注力ポイントを明らかにしたい
・高いモチベーションと、それに伴う高い行動力を生み出すため
・進捗/達成確認時の視点を分かっておく
どうもどうもー。
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