
どうもどうもー。
ツシマです。
今は最適化ステップの「その他、どう向き合うかも決める」についてのセクションのお話になります。「最適化」は、「自分のやりたいことに環境を最適化する」がゴールです。
今回の記事の目次
0.マインドセット
0-1.人間関係
今回は、「人間関係への向き合い方」についてです。


最適化しようという話と、人間関係の話が来ると「人間関係を最適化する方法」みたいに見えますね。今回は結果的に人間関係が最適化されていくというニュアンスです。自力で嫌な人をばんばん捨て去り、良い人がばんばん集まってくるみたいな話とは、少し毛色が違います。
0-2.前提の話
箇条書きだけど、前提として…
・人間である以上、人間関係からは逃れられない
・人間関係で悩んだことのない人はいない
・人間関係に救われたことがある人も多い
・人間関係で問題があっても、すぐに解決出来ないものもある
・人間関係は流動的で良い。永遠でなくて良い。濃くなくて良い。多くなくて良い。いつも笑顔の関係性を正解にしなくて良い
・人間関係の最適化は、他人を利用することではない
・人間関係や他者について、考え過ぎても仕方ない
・他人は変えられない
・周囲にいる人間は玉石混交で当たり前
・相性はどうしてもある。人同士そのものもあれば、時期や環境にも相性は影響される
・確率論。知り合う人数が多ければ、あなたと相性の良い人悪い人はそれぞれ増える
・人間関係の最適化は、嫌な人を視界から消すことではない
・自身の受け止め方や余裕の有無で、自身に見える他人の印象はいくらでも変わってしまう。逆もそう。
・グループ・所属・スペックで他人を見ることをしない
・他人を居場所だと考えない。けれど、他人の居場所になってあげるように過ごす
・家族と良くない雰囲気の人(過去・現在に関わらず)は、皆が思っている以上に多い
・好き嫌いと良い悪い、を混同しない
・対極の考え方、姿勢の人を否定しない。正義の反対もまた、正義
・甘え、マウント、メタ認知の大幅なずれ、リセット癖、自暴自棄、無知、無関心、価値観の違いは人間関係に影響を及ぼす。自分にそれがなくて赤の他人にそれがあったとしても。
・「全部が全部ダメな人」も、「全部が全部すごい人」もいない。一人の人間の中身もまた、玉石混交。
ダメな部分もあれば、良い部分もある。ツシマもメル会長も、あなたもそうであるように。
こちらへダメな部分を向けてくる人は、違う人には良い・すごい部分を見せている人かもしれない。または逆。我々の中身そのものが玉石混交であり、それが人間らしさ。一人ひとりもそうだし、周囲も 100 or 0 ではない。
・ただ、こちらへダメな部分を見せるどころか「削ってくる」だけの人に出会うこともある
1.「削ってくるだけの人」


・人間関係の最適化は、嫌な人を視界から消すことではない
…と、先ほど言いましたが「削ってくるだけの人」だけは例外です。ヒモとか笑
体力・気力・気遣い・金銭・能力・時間
これらのものは目標達成のために割きたい大切なリソースです。そして、大切な人のために使いたいリソースでもあります。大切な人というのは、あなたにとっての大切な人でもありますし、あなた自身でもあります。
これらを
利用してくる・悪用してくる
ような、「削ってくるだけの人」は、正直もういいかなと思います。
利用する…というのは、物理的な利用だけではありません。あなたにマウンティングすることで精神的な安心を得る。そのために利用していることも指します。また、あなたを完全に下に見ているからこそ、尊重しない…削ってくる。ハラスメント系もそうでしょう。
「削ってくるだけの人」にどんな事情があろうと、違う人にはとても良い面がある人だろうと、あなたに向けられた面が「あなたを削る攻撃」だけをしてくる人なら、あなたと健全な関係を築くことは難しいと思います。
ただ、価値観の違いなのかどうかには気を付けてください。自分の親世代は団塊の世代で、自分の世代やさらに若い人とは価値観が全然違うなと感じます。価値観が違えば、考えも当たりも伝え方も変わる場合もあります。
鉄槌を下す>>>>>>>>>超えられない壁>>>>>>>>縁を切る>>>ブロック>>>>>>>>距離を置く
鉄槌を下す…土下座とか嫌がらせとかはしてあげる必要は全くありません。やったとしても裁判とかでしょうか。道の真ん中を行きましょう。ただし、そもそも「削ってくるだけの人」は大抵、やってあげる必要もない人たちです。距離を置く…で十分です。


2.行動・発信する内に、人間関係は最適化されていく
行動を始めると、新しく出会う人が出てきます。
発信を始めると、呼応するように新しく出会う人が増えます。
夢なり目標なりがあって、行動や発信を始めようとするとき。入る前はその世界にいる人たちがとてもキラキラして見えるものです。けれど、どんな場所にもいろんな人がいて、いろんな人が集まってきます。ここも、玉石混交です。
ただ、一生懸命行動・発信している内に、同じように一生懸命行動・発信している人たち・他者の頑張りを尊重してくれる人と出会えるようになっていきます。
人間関係全般に言えることですが
最初は石…「なんだコイツ」って思っても、後々に玉…良い印象になる人もいます。それは、あなた自身が他人に与える印象でも発生するかもしれません。
本名を出して顔を出して目標に向かって行動すると、自分の顔を汚すことになるようなこと(不誠実なこと)はしなくなる人も多いです。身バレに問題がなければ検討してみてください。ただ、若い女性や未成年の場合は悪い人に狙われやすいので公開前の熟慮をお願いしますね。
ひとつひとつ、あなた自身が信用を重ねる・言った以上は守る…ひとつひとつ、丁寧に行動する・発信することこそが目標達成に繋がっていきますし、ひいては周りにも玉の人が増えていく気がします。そして何より、あなた自身の玉の部分が大きくなっていきます。

3.感謝

・ひとつひとつの行動・発信を丁寧に
・ひとつひとつに感謝
・感謝を確実に伝えること
を始めると、「感謝が好きな人」に出会えるようになります。感謝は必ずしも物やお金で示す必要はありません。感謝しているということが伝わることが重要です。感謝の大切さはいろんな方が語りつくしているのでここでは割愛するとして
感謝が好きな人というのは、感謝することも・感謝されることも好きな人です。
Giver(ギバー)、Taker(テイカー)、Matcher(マッチャー)の話を聞いたことはありませんか。
ギバー:惜しみなく与える人。自分を犠牲にして人に尽くす自己犠牲型のギバーと、相手によって自身の関わり方を変える他者志向型ギバーがいる。
テイカー:自分の利益を優先させる人。与えるより受け取る方が多くなるように行動する。愛想が良く気前が良いテイカーもいるが長期的に見て自分がどれだけ受け取れるかで行動を変える。
マッチャー:損得のバランスを考える人。相手によって自身のスタンスを変える。相手がギバーならギバーとして接し、相手がテイカーならテイカーとして接する。与える量と受け取る量の一致を目指す。
ギバー&テイカー&マッチャーについて思うこと〜『GIVE&TAKE 「与える人」こそ成功する時代』を読んで。by note まこつ さん
Giver, Taker, Macherの詳しくは上記noteや、その元になった書籍をご参照いただくとして
中長期的に見た場合、目標を達成し、成果を上げ、なおかつ人間関係を比較的良好に作っていくのはGiverと考えられています。
Giverを見分ける簡単な方法として、「ありがとう」と割と頻繁に言っている・感謝を必ず伝えてくれる人です。感謝を集めるのも好きなので「お客様の喜ぶ顔が好き」「喜んでもらえて嬉しい」なんかも言っていたりします。
自分自身がGiverになりましょう。自己犠牲ではなくてね。小さいことにも感謝し、それを確実に伝えることを習慣づけましょう。たまには変な人に出会うかもしれませんが、あなたを尊重してくれる人は増えていくはずです。そしてこれもまた、あなた自身の玉の面を大きくしていくことでしょう。
3.人選
たまに、「玉の人コレクション」をしようとする人がいます。「最初から」素晴らしく・力がある・自身にとって魅力的な人を集め、周りを玉の人で固めようとする人です。Takerになってしまっています。
人間関係は玉石混交であり、それぞれの人の中身も玉石混交であるのは繰り返し言ってきたことです。相手の「玉」の面を見るようにしていくべきです。ですが、相性というものはどうしてもあります。価値観の違いもあるでしょう。
長い時間を共に過ごす・深いところまで向き合う人間…そういうことになりそうな、いわゆるメンバーを選ぶ場合は、玉の面を見るだけでなく、実際にお試し期間を設けて(就職の前にインターンや使用期間、結婚の前に同棲など)お互いに確認したほうが無難でしょう。
就職サイトや転職サイトでも、性格テストが付いてくるようになりました。そして、求職者の思考傾向や性格と企業のカルチャーがどの程度マッチしているかが応募前から見られるようになっています。バリバリ・残業も厭わない体力のある人を求めている会社に対して、時短希望の求職者はミスマッチです。マッチングアプリでも性格傾向で探せるものも出てきました。
お試し期間ももちろん、深いところまで付き合う相手を選ぶときは前もってマッチ出来るかをしっかり確認出来たり、話し合える機会があると良いですね。あくまで相性ですから、今回ご縁が無かったとしてもダメ人間と言われた訳ではないので、また次です。


4.まとめ
人間関係は、玉石混交であり、人間の中身もまた玉石混交である。
人間関係は、下記の行動で結果的に最適化されていく
1.「削ってくるだけの人」はこちらからごめんなさいする
2.目標に向かって、丁寧に行動し発信する
3.小さいことにも感謝し、感謝を伝えることを習慣付ける
4.長い時間を共に過ごす・深いところまで向き合うメンバーを選ぶ際は相性の確認を
そして、2と3はあなた自身をも成長させ、成熟した人間関係を中長期的に作ることを手助けする


ほろ苦い経験も、目の覚めるような体験も、涙が出るほど嬉しい思い出も、すべてが人生で美しいですね。
どうもどうもー。
MELL MALL HOME
MELL MALL BRUSH UP ブラッシュアップ
手帳研究所 TOP
MELL MALL ONLINE SHOP