
どうもどうもー。
ツシマです。
現在は最適化ステップの「健康」についてのセクションをお話しています。「最適化」は、「自分のやりたいことに環境を最適化する」がゴールです。
今回の記事の目次
0.マインドセット

元気があれば何でもできる! (男のVシリーズ) by アントニオ猪木



好き放題飲み食いする方のセリフで聞くのが「長生きしたってしょうがないんだから、好きなものを好きなだけ飲んで食べて、パタッと死ぬ。太く短く」です。
が、例えばそういう方が糖尿病になったら、かなり長い年月苦しむことになります。
ご本人が好きな食べ物や飲み物と真逆のものに制限され、お薬の管理も厳密になり、症状が進むと大きい病気があちこち出始めますし、回復も難しくなります。透析1回数時間週複数回を何年やっても、足を切断することになっても、結構な年数ご存命です。パタッとは死ねません。そして、こう仰います。
「こんなに大変なら、もう少し健康に気を付ければ良かった」
メル会長はマジで元気です。ステータスが変わる前日まで、普通のごはんを食べて普通に散歩して、お仕事をフルタイムで働きました。ギリギリまで充実の人生(犬生?)です。

1.症状があるなら早めに病院へ


言わずもがななんですけど、案外皆さん先延ばしにされる方が多い。ちょっとくらい痛いと、耐えられるんですよね。で、ちょっとくらい痛いが続くと、慣れてきちゃって。痛いことに。
実際、ちょっと痛いくらいで病院行ったところで「なんでしょうね〜考え過ぎないようにね。とりあえずお薬欲しいですか?」で終わることもあるし、平日お仕事の方なんかはそもそも病院行きづらいです。日曜日に学会があることも多いので、どうしても日曜診察アリの病院は少ない。
特に
・痛み系
・不快系
これらは先延ばししてもロクなことがありません。土曜日や有給を使ってでもor少し遠くても日曜診察ありorオンライン診察アリのところを探して行きましょう。
有名なサイトですが
病院ナビ
地域ごとに「日曜診察あり」「オンライン診察あり」「外国語対応」「キッズスペースあり」など指定して検索することが出来ます。
何科か不明な場合でも、症状で検索出来るのが便利。
と言うのも、手術や入院が必要になるほど症状が大きいところまでいくと、自分のタイミングで治療が出来ないですし、やっぱり回復まで時間がかかります。
自分も最近入院・手術まで行きましたが、そこまで強く痛みがない状態で病院行ったら先生のほうが大慌てになっちゃって。
「うわーこれは大きいですよ。痛くなかった?ちょっと一通り検査しましょうね」
しっかり深く検査したこと&急激に症状が進んだこと&「これは大きい」で気分的ブーストも入って普段もどんどん痛くなって、起きられなくなっていきました。初診は1月でしたが、今7月。やっとこさそこら辺うろうろするなら大丈夫になってきました。やりたいことがある人間にとって半年止まるというのは、めちゃくちゃブレーキです。メンタルにも来ちゃいます。


2.解決するのに時間がかかるもの

特に、これ系は
1.歯
2. 生活習慣病
3.神経、組織のダメージ
4.デカい病気
5.メンタル
一度に治療出来ないものや、回復や生活に支障がない状態まで持っていくのにそれなりに時間がかかるものです。今すぐ取り掛かりましょう。
例えば神経は1日に1mmの長さしか回復しません。後頭神経痛のキツいやつに以前なりましたが、本当に症状がなくなるまで1年近くの年月を要しました。ビタミンB12の多量摂取で神経修復をブーストする治療も取られますが、それをやってその年月です。慢性疼痛に悩む方は、すぐに取り掛かりましょう。腰痛、しびれ。我慢していませんか。1日取り組む日が早ければ、1mm早く回復しますしね。
長期間の通院になりそうで、費用を心配する方も中にはいらっしゃいますが
・限度額適用認定証(この金額までしか窓口で負担しなくて良いよカード的なやつ)
・高額療養費(例えば窓口で3割負担で払ったとしても、高額だったら払い戻すよ的な制度)
(↑協会けんぽのリンクにしましたが、国保でも同じ制度がありますのでお住まいの市町村サイトをご覧ください)
・自立支援医療制度(長引きがちな指定の病気の場合に、窓口負担を一部公費負担にして安くなるカード的なやつ)
こういった制度は通院でも使えます。日本は良い国だ。


1.歯
2. 生活習慣病
3.神経、組織のダメージ
4.デカい病気
5.メンタル
は特に早めに対処しましょう
3.正しい情報を
インターネットが普及し始める前から、そこら辺の一般人が聞きかじった健康情報を、周囲の人に伝える文化はありました。例えば
「アトピーには○○が良いらしいよ」
もちろん、そこら辺の一般人は善意で伝えてくれています。実際の体験談なら、その人にとっては事実なので問題ないんですが
「○○の病気になるなんて。相当遊んでいたんだろう」
「アトピーに○○が良いということは、●●も良いということ」
と、偏った知識に基づいた憶測を事実のように広める人も少なからずいます。
医学・薬学・栄養学・中医学・リハビリテーションなどは、学ぶにはそれ相当の時間と体系だった知識と理解が必要なため、とても複雑に感じてしまいがちです。
その「○○が良いらしいよ」を集めて大規模にサイト運営していたところが数年前閉鎖に追い込まれたのは記憶に新しいところです。
ただ、SNSはまだまだ見受けられます。フォローや、自分の検索ワードでいかようにもデマに触れられますし、なんなら回ってくることもあります。
繰り返しますが、体験談はその人の事実なので、記載するのも読むのも参考にするのもその人の自由です。が、コロナ渦で、以前より間違った情報が錯綜しやすくなっているのも事実。調べるときは正しい情報を取りに行くということだけは常に気をつけてください。
かかりつけのお医者さんや薬剤師や栄養士だと、あなたの状態を分かった上で教えてくれますのでより良いでしょう。


4.解決しない時は共に歩む


自分の身に起きた地獄のような出来事と、這い上がるまでの長い道のりをお話ししました。
看護師から寝たきりピアニストへ
【地獄から今まで】 https://t.co/wzbckOhFwF @YouTube #脳脊髄液減少症 pic.twitter.com/lHOSZd5urE— 星野希望 (@hoshinonozomimi) May 14, 2021
脳脊髄液減少症は、なんらかの原因で脳と脊髄を満たしている液が漏れてしまう状態のことです。少し頭の位置を高くしただけでも痛い。寝ているとマシ。そんな方が多いです(その他にも様々な症状があります)。
この星野さんは寝たきりのままで行くしかないと今のところは結論付けられていらっしゃるのだと思います。頭が起こせないので、寝たきりのまま新しいことを始められました。すごい!ほんの数cm頭を起こせばボカスカ殴られるような痛みがやってくるような状況で、こんなに前向きに活動してらっしゃるなんて。
星野さんのようにめちゃくちゃエネルギッシュにやれとは言いません。強い症状のときはもちろん無理せず、治療に専念してください。
時間がかかるものの治療中や、しばらくは今の病気や症状と付き合っていくしかない状態のときこそ、それらと並走しながらやりたいことをやりませんか。
ちょっといつもより動いただけで、また調子悪くなって痛くなって「ああまだ時間かかるのかな」とガッカリする時もあるかもしれません。うまく出来なくて思うように頭が動かなくて「自分にはもう無理なのかな」と思う時もあるかもしれません。
けれど、ちょっとずつでもやりたいことや目標、好きなことがあって、5分だけでも一瞬だけでも出来そうならトライしましょう。その5分が、その一瞬が、活力になってくれる気がするのです。自分もそうでした。「前に進んでいる感覚」を感じましょう。
一緒に、歩んでいけば良いのです。そして、その内1個でも症状が取れてくる日が来たら御の字です。
以前、闘病中でもやりたいことをやる工夫について書いたことがあるので、「リアルタイムでそうなんだよ」という方はそちらも併せてご覧ください。


5.まとめ

元気があれば何でもできる! (男のVシリーズ) by アントニオ猪木



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