
どうもどうもー。
ツシマです。
ブラッシュアップ手帳術・最適化ステップのお話中です。目次はこちらから
いまは、自分の「やる気スイッチ」的なものを利用しようっていう話で、一昨日はマインドセット。そして前回からは下記の具体的なアクションプランで
1.場所を分ける
2.時間を分ける
3.状況を分ける・変える
4.グッズを活用する
今日は場所のお話後半。
1.場所を分ける
場所を分けると、気持ちのスイッチが変わることがありませんか?家にいるときのダラーっとした自分。仕事場や学校にいるときの、ちょっとシャキッとした自分。
「どこに来ても変わんないな〜」とヘコむことはあるものの、スイッチを入れるために環境をガラリと変えるのは、一種の手です。
国を変える>>>>>地域を変える(大幅に)>>>地域を変える(ちょっと近場で)>場所を変える>部屋を分ける>>>ゾーンを分ける
長くなったので、場所は2回に分けてお送りしています。前半はこちらから
場所を変える
これは多くの方がやっていることです。仕事場と自宅が違う。テレワークの逆ですね。出勤・登校が必要な感じ。
最近入院しましたが、入院すると先生や看護師さんたちがいらっしゃるし設備も整っているので、体調はアレでも安心感が違います。「今は割り切って休むとき・治すとき」と思えます。
家族持ちの役者さんが、ドラマや映画など大きい仕事のときに台本を読んだり演技の準備などに使える、集中するために仕事部屋を別に借りている…という話もたまに聞きます。今はどうだか分かりませんが、バカリズムさんも本を書いたりネタを考える部屋は別に借りているという話を拝見したことがあります。
不倫相手の家に行ったときと家庭に帰ったときのテンションの差とかね、スイッチ変わってますよね笑
そうでなくても、カフェやコワーキングスペース、スタジオなどで仕事や制作をする…もアリよりのアリですね。
部屋を分ける
アトリエ部屋や書斎を別に設けているような、そんなイメージ。「この部屋に入ったらワタクシはやるモードでございます」と切り替えが簡単です。
起業を目指していたら、あえて社長室プレートを貼るのも良いですね笑
…ここまでは、どれをやってもそれなりにお金がかかるプランです。会社が分かれていて交通費が会社持ちなら手出しはないでしょうし、カフェならコーヒー1杯くらいですが、国や家を分けるとなると相当です。
ゾーンを分ける
…ここからは、今ある自宅で十分対応可能です。
やりたいことがあってそれが自宅で可能なら、部屋の中でそのスペースを作りましょう。専用の。資格取得を目指しているなら、勉強机を設けます。そこに座ったら、学習スタートです。スマホも触りません。音楽も聞きません。テレワークの人も、ぜひそうしてください。ごはんを食べるテーブルは、可能ならば避けましょう。
「寝食分離」という言葉があります。昭和初期くらいまでは、庶民の狭い家では「ごはんどきはちゃぶ台を出してきてそこで食べ、食べ終われば片付ける。寝るときは布団を敷く」…「寝食転用」という生活でした。
1942年、建築家の西山夘三さんが打ち出した「寝食分離」として、衛生面・家事動線の簡略化・生活時間が家族のメンバーによりバラバラな場合でも対応出来るようにと「寝食分離」と打ち出しました。(介護用語でも寝食分離はあるようですが、ここでは割愛)
その場所の役割を単機能にすることで、自身のスイッチを切り替えることが出来ます。「ダイニングでは食べる・家事をする」「寝室では寝る・リラックスする」と切り替えられます。その意味で、寝食分離はとても良いと思います。
「寝食分離」ならぬ「寝・食・職 分離」をしてみましょう。
寝…寝る。リラックスする。回復につとめる。
食…生きていく上で不可欠なもの。食べる・家事・趣味など。
職…仕事や自己研鑽、学習、本当にやりたいこと・好きなことなど。
ワンルームの間取りによっては難しいですが、ゾーン分けするだけでだいぶ違いますし、折りたたみのベッドやテーブルを活用するのもアリです。「これを広げたときはこれをする」と切り替えられます。
同じ場所に座ったままで無理やりスイッチを切り替えようとするほうが難しいです。時間になったから次は勉強しなきゃね〜って、結構意志力使います。ひと区切りついたら、その場所を離れ、そしてまた戻る。その移動の力を利用したほうが良いです。
そもそも寝食分離が出来ていない、自分の意志で移動できない乳児は大変です。切り替えなぞ出来ないですよね。泣きたいですよ(違うと思う)。
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派手にスイッチを入れたいか、こまめにオンオフにしたいのかどうかで、場所の差(距離)を変えていくことが出来ます。
国を変える>>>>>地域を変える(大幅に)>>>地域を変える(ちょっと近場で)>場所を変える>部屋を分ける>>>ゾーンを分ける
場所や環境は、あなたにとってとても大事なスイッチになりえます。自分が移動することでスイッチが入るなら、利用しない手はありません。
どうもどうもー。
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テレワークがさかんになって、ホームオフィスの作り方に皆関心を持ち始めました。
テレワークでない仕事の人も、自己研鑽やあなたの目標に向かって何かをするときには、このようなホームオフィスを構築してみるのもアリでしょう。
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