
どうもどうもー。
ツシマです。
木曜日〜日曜日は、メルモールのブラッシュアップ手帳術の連載で、今は最適化ステップです。
最適化は、この3つのスタンスで進めて行きます。
1.なりたい自分・理想の自分に合わせた環境に変えていく
2.今の自分・やりたいことに最適化された環境に変えていく
3.本当に力を入れたいことへの向き合い方、それ以外への向き合い方を決める
今日は「1.なりたい自分・理想の自分に合わせた環境に変えていく」です。
昨日は持ち物の最適化でした。今日は付随する、あなたが「やりたいことについて」いちばん時間を多く過ごす場所についてです。今どれにいちばん多く時間をどこで使っているかではなくて、やりたいことをどこで多く過ごしているか。そしてそこを整えようという話です。
自宅で取り組みたい場合はそこを整えます。家で出来ないこともたくさんあると思います。例えば陸上短距離競技なら練習会場のトラックであったりになりますが、そこにいるコーチとか仲間は今回考えません。そして、練習会場を変えることは今回考えません。部室のロッカーや、自宅でトレーニングする際の環境作り。心身のメンテナンスのための部屋作りに特化するような話です。
数字は、その場所を整える上での優先順位です。持ち物を考える際のスタンスとほぼ同じです。
1.あなたのやりたいことに直接関係があるスペース
ここは、特別に場所を設けます。ワンルームであっても、そのワンルームが3畳であっても、小さくても良いから必ず設けます。そして、下記の条件に整えます。
・すぐ取り掛かれる(取り組むのに取り出したりなどステップがない)
・その場所に行くのに苦労しない(動線が乱れず、効率が良い)
・取り出しやすい
・集中しやすい
一流のシェフは、塩コショウを置く位置もこだわるので触ってほしくない人もいるそうです。なんとなくその理由を想像してみるに、浸透率は温度や加熱度合いにも関わってきますし、入れるタイミングが違うと脱水量が変わってきて味にも関わるでしょうから、少し位置がずれて目を離し、探すということを嫌う的な…たぶんそれかなあ。知らんけど(使ってみたかったんです。知らんけど〜を)。数十メートル先の針の穴に糸を一発で通すような感覚ですね。すごい。塩やコショウの種類選びや品質管理は言わずもがな。
例え今一流でなくても、この1に関する場所は徹底的にこだわりましょう。そして都度見直し、昨日の記事で書いた1と2に当てはまらないものがこのスペースに侵食しないようにします。
2.あなたのやりたいことに間接的に関係があるスペース
ここは、あなたのやりたいことが何かによってスペースを設ける設けないが変わります。2に関するものを収納する場所は少なくとも必要ですけれども。
「気分を上げるため」のものやスペースは、2に当てはまります。
ちょいちょい自分が言っていることなんですけれども、マイ神棚を作って欲しいのです。といっても、白木造りにお札やお守りが鎮座している、いわゆる高いところに飾ってある神棚ではなくて、あなたが「ヨッシャがんばろう」とその神棚の前で気合を入れられるような。小さいスペースで構いませんし、いつも見える場所でなくても構いません。ロッカーの扉裏でも大丈夫です。逆に言うと、このマイ神棚は1のスペースには設けないようにしてください。PCをやりたいことに使う場合は、壁紙に設置するのもダメです。あくまで取り掛かる前に見る・煮詰まったら見る・終えたら見るなど、ルーティン化してあなたのやる気トリガーになるようにしておきます。
・あなたの目標や夢を達成した後のイメージ写真や言葉を貼る
・大好きなもの
・大切なもの
・目標とする人や大切な家族の写真
・気分が上がる、スイッチが上がるもの
これらのものを飾るなり、貼り付けるなりします。なんか高そうなものだからとか適当な理由はダメです。あなたの背中を押すものでお願いします。アファメーションのためです。アファメーションは、ざっっっっくり言うと「自分にやれば出来ると思い込ませる。結果やって出来るようになっていく」ための方法で、「達成した状態をイメージする→それに持って行こうとする→達成する」…と、口で言うのは簡単ですが笑、いろんな現場で使用されていますのでぜひ。「東大合格」と書いた紙を壁に貼るような、あんなイメージです。(参考)手帳にもそういうページを設け、出先でも見られるようにしておきます。宝くじが当たったイメージとかではなく、自分でなんとか出来るものでお願いします。
あなたが本当にやりたいことに取り組みたい。そして自宅から始めるよと考える場合、上記2個を中心にスペースを考えましょう。
ここまでは、動線・作業や集中のしやすさ・疲れにくさ・質にこだわります。体を動かさずに作業するような場合は、コックピットをイメージして配置しましょう。量は必要に応じますが、使用頻度の高いものを使いやすい位置に配置します。
自分の場合で例をば。というか、1と2しかない。メルモールに直接関係ないものはほぼほぼ入っていません。この部屋には1と2に関わるものくらいしか基本的に入れていません。3以降は全部別の部屋です。
実際より細長く描いちゃったけど、こんな感じ。赤が1、オレンジが2に関わるもの。
テレビやゲームはありません。目が悪く、日光の明るさがないとメイクが出来ないのでメイクだけこっちかな。あと、イテテになりやすいので薬があるくらいでしょうか。
基本的に車輪付きのソファをこのデスク兼棚の前に持ってきてPC作業をします。そのPC作業に参考になる書籍・高さが干渉しない書籍だけがあらわになって置いてあり、他はボックスに入れて隠してあります。ソファで塞がるので、よく使うものこそ左端右端に寄るように配置しています。
ソファベッドがあるほうに窓があるので、そこで昼間はミニチュア作業です。小さくて見えないので、昼の明るさを使います。そしてソファベッド側にミニチュアの道具や材料がしまってあります。
神棚的な場所は、よく写真に写している部分です。おもちゃ多め。多めだけど、すっごい持ってる人に比べたら少ないほう。これでもすっごい減らしたほう。もう少し、モチベーションアップになるようなものを置いて神棚感を出したいなと思っています。
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3.やりたいことに関係はないけど、生きていく上で必要なスペース
トイレとか。ベッドとか。直接関係はないけど、健康を損ねるとやっぱりやりたいことも出来なくなるな。今自分もイテテが続いてるから身をもって実感してますよ。うん。自分は部屋数が少ないこともあり作業するソファを夜はベッドにして寝起きしています。本当は寝室を分けたい。
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4.やりたいことに関係はないけど、趣味のスペース
あなたがやりたいことに専念するために。良い刺激を与えるために。リフレッシュのための趣味です。ではありますが、直接関係がない場合は「取り出さないと出来ない」状態くらいにしておきます。気分転換にゲームをやっているなら、出さないと出来ない状態(ワンステップないと出来ない。やろうと思うとちょっとだけめんどさがある)にしておきます。出しっぱなしには絶対しない。
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5.やりたいことに関係はないけど、便利だから持っているもの
出しっぱなしでも良いけど、1のスペースには絶対置かない。基本的に、寝食・グルーミングと1と2の場所はドアで区切れるくらいが理想です。
6.やりたいことに関係はないけど、必要で持っているもの
必要なときに取り出せるようにしておき、完全にしまってしまう。
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スペースに関しても、同居する人や他人のものはその人が決めるので、何を思ってもスルーが基本です。何かを圧迫しているとか、迷惑がかかっているとか、健康に悪影響とかなら言わなきゃいけないときもありますが、絶対に勝手に移動しないように。100歩譲って、許可をとってください。自分のやり方・設置の仕方がいちばん正しいと人間考えがちではありますが、それが他人に全て当てはまると考えるのは驕りです。「こうするといいよ」はアドバイスを求められたときだけにしましょう。
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動線や、スペースがちゃんと考えられていればあなたの時間を生み出しますし、そうでなければ無為に時間と労力を消費するだけになります。やりたいことに取り組み始めるまでのステップが多いと、それだけ面倒になってしまいます。あなたのやりたいことに多くの時間が割けるような工夫をしましょう。
あなたにとって本当に大切なことに集中出来る環境に変えていきましょう。最適化ステップはToDoがとても具体的で、「やっている感・目標に向かってる感」がすごい感じられます。例えば勉強部屋の部屋作りをしているときなんかね。でも、本当は勉強をするから意味があるじゃないですか。最適化ステップのときはこだわり過ぎて行動に移せていない〜ということのないよう注意してくださいね。
どうもどうもー。
※メルモールのブラッシュアップ手帳術とは、自分にとっての幸せの価値観を探り、「やりたいこと」「なりたいもの」「本当の夢」へ向かって努力するあなたを応援し、実現への手帳術をご提案していくのがメルモールの「ブラッシュアップ」。知る→最適化→計画→実行の4ステップに分けて構成され、現在木〜日を中心に連載しています。
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